英語の発音のかゆいところ

英語の発音を学習する上で、わかりにくいポイントを絞ってまとめました。

ポイント①　/a/ vs /ʌ/ vs /ə/

/a/は長く/ア/　　口をタテに大きめに開けて、のどの奥から、短く！

　　hot　　wash

/ʌ/は短く/ア/　　軽く口を開けて、のどの奥から、短く！

　　sun　　glove

/ə/はあいまいに/(ァ)/　　口を開けるとか開けないとか考えず、あいまいに！

　　about　　of　　album

ポイント②　[ əːr ] と [ ɑːr ] で迷ったら
つづりが ar → [ ɑːr ]　　hard　　pardon
つづりが ear , er , ir , or , ur → [ əːr ]　　early　　term　　dirty　　world　　hurt
※ 例外　heart　hearth　hearten　の３つは　[ ɑːr ]

ポイント③　[ oʊ ] と [ ɔː ] で迷ったら
つづりが a で始まっていれば → [ ɔː ]　　author　　law　　chalk
つづりが ought → [ ɔː ]　　ought　　brought
つづりが o でその後に r もあれば → [ ɔː ]　　fork　　board
つづりが o で上記以外であれば → [ oʊ ]　　cold　　host　　low　　approach
※ 例外　abroad　broad　lost　loss　cost　cloth　gone　frost　の８つは　[ ɔ(ː) ]

ポイント④　[ z ] と [ ʒ ] と [ ʤ ] で迷ったら
つづりが s で「ザジズゼゾ」 → [ z ]　　design　　scissors
つづりが s で「ジャジュジョ」 → [ ʒ ]　　measure　　occasion
つづりが g , j , d → 「ヂャヂュヂョ」 [ ʤ ]　　oxygen　　subject　　soldier

ポイント⑤　[ ɱ ] と [ ɱɡ ] で迷ったら
語尾の ng → [ ɱ ]　　long　　strong
ng の後に子音だけ → [ ɱ ] 又は [ ɱk ]　　strength　　length
ng の後に母音もある → [ ɱɡ ]　　English　　finger　　hungry
※ 例外　singer や hanger　など動詞が派生して名詞になったものは　[ ɱ ]